相対音感の鈍い僕でも耳コピができた件について[ブログリレー8日目]

趣味 DTM

目次

1. 耳コピってどんな感じ?
2.下準備-Ⅰ
3.下準備-Ⅱ
4.キー探しの旅
5.スケール探しの旅
6.全体の耳コピ

①耳コピってどんな感じ?

 耳コピと聞いたら皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか? 人によっては簡単に感じる場合もありますし、とても難しいことのように感じるかもしれません。私の場合、耳コピなんて絶対できるわけねぇ と思っていました。というのも私は結構な音痴で相対音感が人より鈍いと感じているからですね。  しかし耳コピについて勉強していると、あまり相対音感の重要性は低いということに気が付きました。 本ブログでは、そんな私の奮闘日記と生意気ながら耳コピのコツなどを書き記していきます。 ※耳コピ初めてまだ1年も経っていないド素人なのであくまで参考までに・・・


②下準備-Ⅰ

 はじめに耳コピをするに必要なものをリストアップしておきます。 - DAWソフト(私の場合Stdio One 5 Primeを使用、てかそれしか知らん) - 耳コピしたい音源 - 書くものと書かれるもの(詳細は後程)  まずDAWソフトに関してですが、私はStudio One5以外は全く無知ですのでStudio One5ベースで書かせていただきます。 耳コピしたい音源の準備方法なのですが、私の知っている方法では2通りあります 1⃣YouTube上から音源をダウンロードまたは録音する 2⃣Apple Musicなどの音楽配信サービス上の音源を録音する ※いずれかの方法においても、音源は耳コピのみに使用してくださいね♪

 音源を選ぶ際に好きな曲を選ぶのは勿論なのですが、耳コピに慣れていない場合はYoutube上に楽譜が公開されてる楽曲を選んだ方が いいと思います。耳コピに詰まってしまって訳分からなくなったとき用に見本があると気が楽だからですね。  しかし楽譜を見たら耳コピする意味なくね?と思う方がいるかもしれませんが、訳が分からなくなって中途半端に終わるよりは何倍もマシだと 思います。 他にも有名なコード進行が用いられている楽曲の耳コピは比較的簡単なので取り組みやすいです。  最後に書くものと書かれるものは、耳コピする楽曲のスケール情報をメモするために私が用意しているだけなので、正直いらないです。


③下準備-Ⅱ

今回の記事で使う音源は 宇宙よりも遠い場所「ここから、ここから」 を使用していきます。 テキスト  まず用意した音源をStudio Oneにぶっこみ、楽曲の始まる位置が1小節目の初めにくるように調整します。 次に楽曲のBPM(テンポ)を確認していきます。BPMカウンターを音源流しながら使用してCheckしてください。
因みに「ここから、ここから」のBPMは大体175でした。 これで大体の下準備は終わりました。次から耳コピを開始していきたいと思います。


④キー探しの旅

 耳コピをする上でキーを知っているとかなり楽になる!!!!!! ということでキーを探しにいきます。 の前にキーについて簡単に説明していこうと思います。 ざっくり「キー」とはその楽曲の第一音(主音(トニック))を示すものです。全く音楽をやってない方はなんのこっちゃと思うかもしれませんが スケール探し時に軽く説明します

 さて、本題に入っていきます。キーを探す方法としては音源を流した状態で12音(1オクターブ)を一つずつ鳴らして しっくりくるのがキーの可能性が高いです。 経験が少ないので断言はできませんが、一応反例にはまだ出くわしていません。

以下の動画は実際に上記の操作を行ったのものです。


これを聞くと私はD#(レ#)とG(ソ)がなんだかしっくりくるような気がします そこで今度はD#とGだけにフォーカスして聴き比べます、実際の動画は以下のものです
D#にフォーカスしたバージョン

Gにフォーカスしたバージョン

こう比べると圧倒的にD#が安定しています。これでキーはD#に決定しました。 次はスケールを探しに行きます。



⑤スケール探しの旅

 まずスケールとはC(ド)~B(シ)までの12音をまとまりのある音階にまとめた型のようなものです。 テキスト 以上の画像はCメジャースケールの音階を示したものです。 このことからメジャースケールという型は 全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音 の音の間隔で構成されているということが分かります 他のスケールはこの音の間隔が違うだけですね。

以下の動画はC(ド)メジャースケールで構成されたメロディとなっています。 Cメジャースケールで構成されたメロディー


このメロディーをさっきのスケールを参考にしてD#メジャースケールで構成されたメロディーに変化させます。 D#メジャースケールで構成されたメロディー


このように簡単に変化させることができます。

それでは本格的に「ここから、ここから」のスケールを探していきます。 私の場合だと、とりあえず曲の雰囲気でスケールを仮定してからメロディーの耳コピをして、その都度スケールを吟味するようにしています。 ひとまずこの曲は明るめの曲なので、暗めの曲調のマイナースケールでないことが分かります、なのでとりあえずメジャースケールと仮定して 耳コピを始めます。 D#メジャースケールの構成音 D#  F  G  F#  A#  C  D この構成音を参考にしてメロディーの耳コピをします。 「ここから、ここから」メロディー


メロディーの音がD#メジャースケールにピッタリハマっていることが判明しました。 これで「ここから、ここから」はD#メジャースケールで構成されている曲だと分かります。


⑥全体の耳コピ

曲の構成が分かったので後はドンドン耳コピしていくだけです!!! 私の場合だとメロディー→和音が用いられている楽器→ドラム→ベースの順番で耳コピをしています。 しかし、この順番は何でも大丈夫です!

「ここから、ここから」の耳コピの完成型はDiscordの音置き場に置いてありますのでよかったら見てください。 もう書くことがないので本記事を締めくくります!!(めんどくさくなったとか言えない・・・)