こんにちは、PG班(といいつつ何も作ってない)わた[み]です。 周りがゴリゴリにすごい技術系っぽい記事書いてたり、なんかかっこいい記事書いてるのをみると、 あんまり変な記事書いたら浮いちゃうかなとめちゃめちゃおびえながら書いています(._.) かといって全体的に広く浅い知識しか持ち合わせていない僕がそういう記事書いちゃうとにわかがばれちゃうので... というわけでギリこういう記事の中に入っててもまだ許されるやろみたいな題材を取り上げていこうかなと思います。
うんまず、君誰?
そもそもデジクリの企画に参加してこなかった上、Discordとかでもたまーーーーにしかいなかったので軽く自分の自己紹介をさせてください。
わた[み] ・システム理工学部 電子情報システム学科1年 ・いらすとやの「yase03_man.png」みたいな体系してる、というか激似 ・最近は音楽ゲーム「CHUNITHM」でお金めっちゃ溶かしてる ・朝寒すぎるせいで絶望起床回数が増えてきた ・ゆっくり実況・ボイロ実況は編集が進まなすぎて動画データが熟成されてきてる(←?) ・二年生に上がる前に鬱ゲー作ってみたいなー(←!?!??!!???!??!?)
この記事読む前の事前準備(全く音ゲー知らない人向け)
一応、全くわからない人のためになるべく専門用語的なのは避けてきましたけど、書いていくうえでどうしても避けられなかった部分についての説明。 音ゲーちょっとでもやったことあるって人は雰囲気でわかると思うからスルーしておk。
筐体・・・音ゲーするための台その物。 判定・・・太鼓の達人で言う「良」とか「可」とか、バンドリでいう「Perfect」とか「Great」とか。 判定枠・・・どこで取ると「良」、どこでとると「可」みたいなことを決めてる枠。わかんなかったら(1)で出てくる画像参照。 ノーツ・・・音ゲーするときに必ず降ってきて叩いたりなぞったりするあれ。 譜面・・・一曲ごとに決められたノーツ全体の配置。 譜面製作者・・・譜面作っている人。~諸悪の根源~ 発狂部分・・・その曲の中でむずい部分。
最近のAC音ゲーは120fps化がはやってるっぽい
2019年のbeatmania IIDX(以降は弐寺と表記)のlighting modelを筆頭にSOUND VOLTEX(以降はSDVXと表記)、太鼓の達人とじわじわ120fpsが搭載されてる風に思います。 ...まあ正直このご時世PCは240fpsまで出せるモニターもあるし、スマホでさえも120fps出したりしている中60fpsでよくもまあ頑張ってきたなと思いましたけども。 そして今年の11/3、私が現在もやっている「CHUNITHM」でゴールドモデルという形で120fpsがやってきました。
なんだかんだ120fpsでゴリゴリゲームしたことないワイ将、これに期待。 (弐寺はやらないし、SDVXもメインじゃないからそんな触らなかった。太鼓の達人も同様。)
というわけで早速ゲーセンに行けぜ!!!!!!
(すいませんこの茶番がやりたかっただけです。あと電車はきちんと切符を買って乗りましょう。)
120fps音ゲーの率直な感想
ヌルヌルやーーー!!!
画面めっちゃ見やすーーーい!!!
楽しすぎィ!!!!!!!!
あれ、お金が...
...失礼 まあ実際120fpsの筐体触って最初に120fps感を感じたのは曲選択の時ですね。 右に移動させたり左に移動させたりするとまあ~ぬるぬるなこと。 けれどやっぱり一番に感じたのはやっぱり遊んでいるときですね。 降ってくるノーツ1つ1つが「ハズキルーペかけたのかってぐらい」に見やすい。 もっというと120fpsめっちゃ触った後に久々60fpsの筐体触ると今までどうやってこれで遊んできたんだってくらいできなくなります。 ガチで。 Twitterみてると結構な人が120fps触った後に60fpsをやるとぼろくそ言ってたりしてます。 ~60fps 紙芝居 [検索]~
んで見やすいのはわかったけど実際ゲーム的にはどうなの?
さて、めちゃめちゃ茶番を挟みましたがここからがちょっとした本題。
120fpsになったらプレイヤーはどう影響するのか
これについて結構詳しく書いていらっしゃった記事もあったのでそれも参考にしながら書いていきますね。
(1)スコアが取れやすくなる
「...は? 見やすくなったんだから当たり前だろ」と思うかもしれませんが、落ち着いて。 ここいらの話は判定幅の話にかかわってきます。 音ゲーというのはそもそもノーツ1つ1つに判定枠というものがあります。たとえばCHUNITHMは画像のような感じに判定が決まっています。 判定枠に関して言えば弐寺、SDVX、太鼓の達人は60fpsの時と大きく変わってないように思います。(僕がやってるわけじゃないから知らんけど) ということは、1フレームが細かくなり見やすくなったことで、単純によい精度で音ゲーができるのではないかと。
これ、太鼓の達人だとかセガゲーだとかはそんな厳しくないから恩恵微妙かもしれませんけど、 KONAMIゲーに関しては恩恵は大きいのではないかなーと思います。 例えば弐寺、これの最高判定である「PGREAT」を取るには、60fpsだと誤差±1フレーム(±16.67ms)しか許されません。たまげたなぁ。 ということは、60fpsの場合、1フレームでも押すのが早ければアウトです。厳しすぎワロタ が、ここでその間のもう1フレーム分加わればどうでしょう。 1フレームずれたらアウト、でもその間のフレームは見えなくて、自分を信じて押すしかないとなっていたものが、 そのフレームが見えるようになったら。 結構でかい違いだと思いませんか?
ただし、僕がやっているCHUNITHMは、60fpsの筐体と120fps筐体で性能の差があることを鑑みてなのか、 120fpsのほうが若干判定枠が厳しいです。(ほんとに若干) ~まあそのことに関してちっちゃい炎上が起きたくらいなんですけど~
(2)譜面の表示がきれいになる
次は譜面製作者側もうれしい話。 フレームが増えることで、音ゲーのトンデモ配置が減ります。 どういうこと?という方のためにこの画像見てもらいましょう。
これは弐寺の「DIAVOLO」という曲の中の発狂部分です。(度 胸 兄 弟) 等間隔でノーツが敷かれてると思いきや、なんとなーく間隔がずれてる部分がありますよね? ここがいわゆる60fpsだと表現できない部分。 等間隔で敷くと60fpsでは納まりきれない部分があってそれのつじつま合わせのために譜面がずれたりします。(ゲームによるけどね) (細かい計算だとかはググって) これは推測になるのですが、譜面製作者がとりあえず等間隔で譜面を作り、 そしてそれを読み込ませた結果、機械側でその納まりきらないところを修正するためにこういうことが起きていると思います。 こうなってくると、例えば「リズム通り押したのに判定悪くなったんだけど!どうしてくれんのこれ!~親方に電話させてもらうね!~」 ということになってしまいます。~すいません、親方だけは...~ また、譜面製作者側もいちいち、こういったことを気にして作らないといけないため、「本当はここにノーツ置きたいんだけどな」みたいなところに置くことをあきらめないといけない羽目になります。 120fpsになると、ここら辺はズレが小さくなり、ちゃんとした譜面が流れるようになるのではないかと。 そしてそのおかげでリズム通り押したときの判定がよくなるのではないかと思います。(1)につながってきますね。 リズム通りに押せることができて、
た の し い
となること間違いなし!!!!! そして譜面製作者も作りたい譜面の表現の幅が増えるので製作者側もハッピー!!!
みんなしあわせ!!!!!!!マー――べラス!☆☆☆
o口monster(・ω・`)ゴクゴク
(3)密度超やばい譜面も作れる
また譜面製作者側が喜ぶ。そしてこれに関してはプレイヤー側が泣く話となるかなーと。 さんざん弐寺の話をしてきましたが、今回はCHUNITHMのほうが関係してきます。(まあそれでもほんの一部の話になるけど) CHUNITHMでは、公式公認ク〇譜面と呼ばれる「WORLD'S END」と呼ばれるものがあります。 これは別にやらなくたってランキングに反映されないような譜面なんですが、それでもなぜか一定数やる人はいます。~なんででしょうね~ (厳密に言うと楽曲別ランキングみたいなとこには反映される) さて、この「WORLD'S END」には以下のような譜面が度々現れます。
音ゲーって何だろう。 とまあ、明らかに運営がお遊びで作ったとしか思えないドヤバイ譜面があります。 こういった譜面は絶対取れないということで、「こういう場所は死ぬほど擦ってどれだけミスを減らさないか」という 完全お祈りゲーが始まっていました。 しかし、120fpsのおかげで判定を取ってくれるフレーム数が増えたことにより、 こういう譜面のとれるノーツ数が増えたのではと思います。(それでも全部は無理) まあ、基本的にちゃんとした譜面しか遊ぶ予定のない人にはあんまり関係ない話なんですけども、 でも先ほど言ったことにより、 譜面製作者「120fpsで取れるノーツ数が増えたのか...じゃあもっと譜面の密度上げちゃお!!」 みたいな話になったら...
\ピロリン/(´・ω・)お、こんな時間にTwitterの通知が、なんだろ...
太鼓が120fpsになったということは、120*60=BPM7200までやってもOKってことですかね
— とぱぞらい (@tpazolite) January 30, 2020
Σ(゚Д゚)
事の経緯
さて、こんな話をだらだらとしていきましたが、実は音ゲーの話をしたのには理由がありまして。 というのはCHUNIHTHM の新バージョン、CHUNITHM NEWの稼働前の生放送で、 オンゲキ、maimai、CHUNITHMのディレクターを務めているコハDがこんな文章を読み上げました。(画像が見えないのでURLに飛んでください)
本日はありがとうございました。
— コハD (@Koha2010) November 3, 2021
明日からもよろしくお願いします。 pic.twitter.com/CdrlYclcUV
これを聞いて、めっちゃ納得すると同時に、感動しました。 確かに昨今のAC音ゲー業界、もっと言うとゲームセンター事情はスマホやPC、家庭用ゲーム機の進化により結構衰退気味です。 それに追い打ちをかけるようにコロナが全世界ではやり、ゲームセンターに行くことができない日がずっと続いていたりしました。 またそれをきっかけに、ゲームセンターに行くことをやめたりだとかで、一気に人が減っていき、衰退を加速させたように思います。 そしてその事実を証明するように、多くのアーケードゲームのサービス終了、そして多くのゲームセンターの閉店。 それを見るたびに、この業界の苦しさを痛感しました。 僕はなんだかんだCHUNITHMを始めて5年、もう少しで6年が経とうとしています。 その5~6年間の中でたくさんの人と出会い、たくさんの思いをしてきました。 楽しい思いはもちろん、つらい思いもいっぱいあります。 けれども、そんなつらい時期があっても、このゲームが好きだからずっと続けてきました。 もちろんCHUNITHMに限らず他の音ゲーも好きですし、たくさん遊ばせてもらいました。 だからこそ、コハDの言うように、 アーケードゲームじゃなくても、ゲームセンターの話だけでもいいんです。 わざわざゲームセンターに行かなくたって、ちょっとだけしか遊んだことがなくたって、 かつてちょっとだけ遊んだゲームのホームページ、wikiなどでキャラクターを見たりして 当時の話を周りの友達としてくれるだけでいいんです。 音ゲーだったら曲が好きだったなぁとか、キャラゲーだったらこの子好きだったなぁとか、格ゲーだったらこの技やっぱかっこいいなとか。 UFOキャッチャー、メダルゲームで散財したこともあったなぁみたいな、そんな話でいいんです。 そして、たまにでもいいので、外に遊びに行ったりしたときに、ゲームセンターの楽しさを思い出してくれればという風に思います。
終わりに
というわけで、長々と変な茶番書いたり、よくわからんこと書いたり、最後痛いポエムみたいなことを書いたりしてきましたが ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!正直ここいらめっちゃ詳しい人からすると、色々つっこまれそうな気がしなくもないですけど まあそこはご愛嬌ということで... というか見返してみたらまじめに今まで書いてくださった3名方と比べるとだいぶ変な記事書いてるな(´_ゝ`) でしかも文章力がなさ過ぎてわかりづらくなってしまったかも乁( ˙ω˙ 乁)ユルシテ とりあえず、「結局何が言いたいのかわかんねー」って方のために一言でまとめると
120fpsはすごい(確信)
それでは、つぎは二週間後(の予定)で会いましょう!!!
参考資料
https://544332133981.hatenablog.com/entry/iidx_120fps ←主に(2)についてめっちゃ詳しく書いていらっしゃる。 これはある程度音ゲーやってないとわからないかも。
https://youtu.be/fEDVuV992iw ←判定枠が結局わからんっていう人にはこれの1.を見るとわかると思う。~解説動画にあるまじき音楽センス~