”センス”のお話【ブログリレー2020summer3日目】

ブログリレー'20夏

この記事はブログリレー2020summerの3日目の記事です。デジクリとは?という方はこちらをご覧下さい。

急に暑くなりましたね。お体にお気をつけてお過ごしください。

はじめに

ブログリレー始まりましたね。恐縮ですが、開発してくださった2人に続いて3日目を担当させていただきます。 さて、今までデジクリでは絵に関する話題で記事を書いてきましたが、今回は”センス”というクリエイターからは切っても切り離せないことについて話したいと思います。

「あなたってセンスあるよね」 「私センスなくて」

なんて言葉、人生で一回は使ったことありますよね。

じゃあいったいセンスがあるってどういうことなんですか?
このことについてしっかり考えていこうと思います。

センスって何?

まずあなたはセンスをどういうものだと捉えていますか?
生まれ持った才能?努力じゃ手に入らないもの?
もしかしたらそうかもしれません。でもこういう言葉ありますよね

センスを磨く

そう。実は、センスって磨くことができるんです。知ってましたか?
センスがない…って思っているあなたのセンスはただ磨かれてないだけってことです。勝手に諦めるのはやめましょう。

"センスがある"とはどういうこと?

センスにもいろいろ種類がありますよね。
ファッションセンス、ギャグセンス、ビジネスセンス、スポーツセンスなど…
こういったセンスがある人はだいたいもともとの才能があるから~なんて思われがちですが、私はそれは違うと思っています。

私の考えを先に言うと、センスがある人っていうのはそのことについてたくさん研究を積んだ人だと思っています。

例えば、ファッションセンスのあるおしゃれな人。
彼らは生まれつきおしゃれな人だったか?
否、彼らはファッション雑誌やおしゃれな人を見、流行をチェックし、自分に似合う服は何かをしっかり研究しているからおしゃれなんです。
ファッションセンスがないそこのお前、あなたはこういったことをしていますか?
逆に言えば今はダサいといわれがちな人でも、ファッションセンスを身に着けることは可能だということです。

センスを磨くには

ずばり"インプット"をすることです。
センスが欲しいならインプットを積極的に行いましょう。

具体的にインプットとは、たくさん他の人の作品を見る、知識を蓄える、などです。

インプットすることによって、自分のものさしを作っていきます。

どういうことか説明していきたいと思います。

例えばここに丸い物体があるとします。
あなたはこの物体が大きいか小さいかわかりますか?
なんとなくでなら大小をはかることができると思いますが、なにか基準がないとわかりませんよね。
そこでいろいろな物体をインプットしていきます。

これで先ほどの物体の大小がわかるものさしができました。
このものさしがセンスです。
さまざまな物体(作品)をどういうものかはかることができるように、ものさしにメモリを刻んでいくことがセンスを磨くということです。

先ほども例に出したファッションで説明をすると、服があったとして、自分の中にかっこいい、ダサいなどの基準がないとこの服がおしゃれなものなのかどうなのかははかれません。
そこでファッション雑誌や他人の服装から、ファッションに関するインプットを行うと自分の中でおしゃれのメモリができます。
そうして初めてこの服が自分にとっておしゃれであるということがわかるようになり、センスが磨かれます。

センスは人によって違う

先ほどまでの話で、センスとはものさしで、センスを磨くとはそのものさしにメモリを刻んでいくことだという話をしました。

このものさしは当然ですが、人によって違ったりもします。
自分にとってこの服はかっこいいと思ったけど、あの人にとってはそうじゃない。
そういうことはあって当然です。

ものさしの長さ、あてがい方、形、いろいろなものがあります。
大切なのは、そのことを理解することです。
自分のものさしを理解することで、ほかの人のものさしがどういったものなのか、ほかの人のものさしと比べて自分のものさしはどういったものなのかが理解できます。

おわりに

かなり複雑な話で理解するのが難しかったかもしれません。  私も書いている途中で頭が痛くなってきました。言語化って難しい。

とりあえず言いたかったことは、センスが欲しいなら積極的にインプットを行えということです。
この絵はかっこいいけどどんな工夫がされているか、この広告のデザインはどういう風な工夫がされているか、少し考えながら見ていくとセンスも磨かれやすいですよ。

参考

残りの5割 お絵描きのおはなし!【PALOW. / FAMY / 米山舞】

センスとはどういったものか、今回描いた内容はほとんどこちらの動画から影響を受けています。前半1時間でセンスのお話をしてくださっているので、よかったら見てみてください。

ネックOPN「デザインセンスの磨き方」

今回の話が抽象的過ぎてわからん!という方はこちらを読んでいただけるとわかりやすいと思います。というか全員私の記事読むよりこれを読んでくれ。